初心者でも失敗しない野立て看板デザインの作り方【基本ルール編】
3秒で伝わる!野立て看板デザインで絶対に外せない基本ルール
野立て看板を検討している方の多くは、
「失敗例は理解した。では、実際にどう作ればいいのか?」
という段階に進みます。
この記事は、まさにその疑問に答えるためのものです。
デザインで“加点を取りにいく”ための考え方を整理します。
① 情報は「最大3つ」までに絞り込む
野立て看板のデザインで、まず意識すべきことは情報を入れすぎないことです。
初めて看板を出す方ほど、「せっかくなら、たくさん伝えたい」と考えがちですが、これは最も陥りやすい間違いです。野立て看板で伝える情報は、最大でも次の3つまでに絞ります。
- 業種・サービス内容(何のお店か)
- 強み、またはエリア名(なぜそこに行くのか、場所はどこか)
- 店名・会社名、電話番号(連絡先)
これ以上情報を増やすと、ドライバーが走行中に内容を理解できなくなります。
② 色数は「少なさ」が正解
色使いも同様です。使う色は、背景1色+文字2色までを基本とします。
色数を増やすと目立つように思えますが、実際には視線が分散し、何も印象に残らなくなります。
特に注意したいのが、薄いピンクや薄い黄色などの「淡い背景色」です。一見やさしい印象に見えても、屋外では文字が読みにくくなることが少なくありません。
③ 写真を使うなら「1点集中」で大きく
写真を使う場合は、被写体は1つ、画面の7割以上を占めることが理想です。
よくある失敗として、以下のようなケースがあります。
- 写真が暗い
- 画面全体に情報が写り込んでいる
- 何の写真かわからない
走行中の車内からは、小さく情報量の多い写真は「汚れ」にしか見えないこともあります。
④ 「Webや雑誌のデザイン」を持ち込まない
これまで雑誌・新聞折込・Web広告を制作してきたデザイナーにそのまま依頼した場合に多いのが、「近くで見るときれいに見える」デザインです。
しかし、道路沿いで、運転しながら見る看板では通用しません。Illustratorなどのパソコン画面上の色と、実際の看板の色(屋外光や印刷素材の影響)は異なります。
可能であれば、実際に使う素材でA4サイズ程度のサンプルを作って確認することをおすすめします。
⑤ 周囲の環境(背景)を味方につける
企業カラーを守ることも大切ですが、設置予定地の周囲を確認しましょう。
- 背景に建物がある
- 樹木が多い
- 隣に似た色の看板がある
環境に埋もれてしまう場合は、あえて色を変える判断も必要です。また、装飾(花柄やドロップシャドーなど)は、屋外では「汚れや影」に見えてしまう「ノイズ」になりやすいため、極力避けるのが無難です。
まとめ|「きれいに作る」より「一瞬で伝わる」
野立て看板のデザインは、「きれいに作る」ことが目的ではありません。
- 情報を絞る
- 色を抑える
- 写真は大きく
- 周囲の環境を読む
この積み重ねが、3秒で伝わる看板デザインにつながります。迷ったときは、「走行中のドライバーに、これが一瞬で伝わるか」という視点に立ち返りましょう。
視認性や情報量のバランスを誤ると、期待した効果が出ない場合があります。
実際によくある失敗例についてはこちらの記事も参考にしてください。
野立て看板の全体像を詳しく知りたい方は
